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2020.04.27ストレスを乗り切る方法

はじめまして。4月から勤務する、心理スタッフの高戸と申します。どうぞよろしくお願いします。4月になり、環境の変化だけではなく、現在猛威を振るっている感染症によって、感染への怖さを多くの人が抱いていると思われます。不要不急の外出を避け、自宅にいることが多い日々かと思いますが、まずはみなさん各々が健康に過ごせるよう、引き続き対策を一緒にやっていきましょう。

さて、自宅にいる時間の増加や、感染への怖さがある中で、「いつもと違う」ことに対していつも以上に不安な気持ちになったり、落ち着かないかもしれません。みなさんは普段どのようなことで、気分転換をしたり、心を落ち着けているでしょうか。今日は、「ストレス」に対して自分の頭の中でイメージすることで、ストレスを和らげる方法についてご紹介したいと思います。心理学には「心に負荷がかかった状態=ストレス状態」への対策として、「ストレスコーピング」というものがあります。その中で、実際に行動に移さなくても、頭の中でイメージすることでストレスを和らげる効果があるんです。イメージをするだけなので、道具を用意したり、外に出る必要もありません。とはいえ、「イメージするだけ?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

大事なポイントは、「イメージに集中すること」です。自分の心を和らげてくれる物や人、出来事を頭の中に思い浮かべる時に、その場所や人といると、どんな気持ちになるだろう、そこはどんな雰囲気だろう、どんな匂いがするだろう、という風に具体的に、まるで本当にそこに居るかのように感じてみてください。少しの時間、そのイメージに集中してみましょう。思い浮かべる場面は人によってさまざまだと思います。最近のことだけではなく、今までの人生を振り返ってみて、心が温かくなったなあと感じる瞬間や、嬉しい気持ちになった場面はどのような時でしょう。急に言われても難しい、そんなものは無い、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、じっくりと丁寧に振り返ってみると、些細なことであっても、嬉しいな、心が温まるな、あの食べ物がおいしかった、などの瞬間があるかもしれません。私は、今日の天気が良かった、気温がちょうどよい暖かさだったことが思い浮かびました。

今日は、物を使わずに頭の中でイメージすることで、ストレスを和らげる方法をご紹介しました。みなさんそれぞれでストレスを和らげ、少しでも健康に過ごせることを願っています。

2020.04.07 通常診療のお知らせ

今日にも近々事態宣言が安倍首相から発令が出そうですね。

ざわざわして落ち着かない雰囲気もありますが当クリニックでは院内清掃に

心がけ、十分な換気にも留意し空気清浄機なども新調し通常の診療を行っています。

自宅待機や休校の継続、自粛要請など重苦しい状況が続いていますが

ご心配事があればお気軽にご相談ください。

 

院長  梶本 隆哉

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