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2023.07.04不登校について

 急に夏の暑さになってきました!きちんと冷房使ってこまめな水分補給と

外出時の日よけや個人扇風機の所持など熱中症対策に気を付けてくださいね♪

 当クリニックでも不登校のご相談は多くいただきます。

友人との些細な行き違いによるトラブルやいじめ、学校の先生とあわない、体育祭などの苦手な

行事があるなど様々な環境要因が不登校の原因となります。まずは家族さんがご本人さまときち

んと話し合い、時には学校の先生に相談したりスクールカウンセラーを利用するといったことが

必要となります

 上記のことを行ってもうまくいかない場合、次のような精神症状が原因で不登校となる場合が

あります。

1,不安障害 人の視線が気になる、人前や発表が苦手、電車や通学で動機や不安、緊張が強く   なる、といった症状があります。

2,うつ病 特に誘引なく抑うつ気分や意欲低下がみられ気分がすぐれず朝起きれず学校にいけないといった症状がみられます

3,起立性調節障害 特に起床時の血圧が低く朝起きれないといった症状がみられ生活リズムの改善や水分摂取、食事療法や運動療法で改善がみられることがあります。

4,睡眠後退症候群 ゲームやスマホの利用による夜更かしや夜遅くまで勉強したりして夜型生活となることによって朝起きれずときに不登校となります

5,発達障害 ADHDや自閉性スペクトラム障害といった発達障害特性がみられる場合、友人や学校の先生とうまくいかず学校になじめず不登校となることがあります。

6,双極性障害や統合失調症 思春期では双極性障害や統合失調症が発症することが時にあり気分変動が激しかったり幻聴や被害妄想など精神症状が原因で不登校となるケースがあります。

 まずはご本人様、家族様で不登校の原因を話し合い、学校にご相談しアドバイスいただきうまくいかない場合、精神科医療機関などにご相談ください。

  院長  梶本 隆哉

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